スタッフブログ

「職人」(「なぜ」と「その意味」)

もう2ヶ月以上前になると思いますが,「洋菓子店コアンドル」という映画を見ました。

概要はWikipediaによると
「東京で評判の洋菓子店「パティスリー・コアンドル」。この店のオーナーでシェフパティシエの依子のもとに大きな荷物を持った鹿児島弁の田舎娘、なつめがやってくる。彼女はパティシエ修行中だという恋人、海を追って上京したというが、海はとっくにこの洋菓子店を辞めていた。行き場の無いなつめだったが、この店のケーキに惚れ込んでしまい、実家がケーキ屋であることをアピールしてなんとか雇ってもらおうと奮闘する。そこでかつて伝説のパティシエと呼ばれ現在は評論家の十村と出会う。」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B4%8B%E8%8F%93%E5%AD%90%E5%BA%97%E3%82%B3%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AB

その中でとても素敵なセリフに出会いました。

なつめ:「私のケーキ、どこがダメなんですか!」
十村:「仕事が遅い。クリームがゆるい。シロップの打ち方にムラがある」

(OKを出した後で…)
依子:「身体で覚えなさい、毎日同じ物がつくれるように」

(なつめ、カスタード・クリームづくりの時、吹きこぼしてしまいまう)
依子:「なに、弱火で沸かしてんの。仕事が遅いと思ったら。」
依子:「職人は仕事の手を抜くこと覚えたら、永続きしないからね」

そこでカスタードクリームとケーキ職人について調べてみました。
「 静岡県静岡市の西洋菓子店 夢天菓さん」
http://www.mu-tenka.info/blog/2013/05/post-76.php
その中で,「『出来る』と『理解する』」という記事がありました。

一部抜粋します。

「カスタード・クリーム。
フランス語ではCrème Pâtissière(クレーム・パティシエール)。
直訳すると“ケーキ職人のクリーム”です。
基本中の基本です。」
とのこと。
(テキストメールではフランス語の表記が崩れているかもしれません。申し訳ございません)
そして,「うまくできない」ということについて
「それは(略)それぞれの工程の意味を理解していない若い職人さんが多いからです。
彼らのノートをみても、上記の「作り方」が書いてあるだけ。
「なんで卵黄と砂糖をすり混ぜるの?」と聞くと、「はい、そうしろと言われたもんで」と返ってきます。」
とあります。

「洋菓子の作り方」をとても平たい言い方で表現すると、「素材をどうやって合わせるか」に尽きます。
とのこと。

さらに,
「「(素材は)どんな性質」「どんな状態」「どんな環境」によって同じ食材でも合わせ方が変わってきます。
これを理解して作れるのが“パティシエ”、そうでないのが“アマチュア”です。
特に「素材の性質」を解っていないと、失敗したときに“なぜ失敗したか?”がわかりません。」

実際は職人だからといっても、全てを一人で終わらせるわけではありません。
厨房の料理人を見れば一目瞭然!それぞれが職人として役割をしっかりはたしています。

オーケストラも同じです。

必要なのは、一人完結型の職人をつくるのではなく、ステップアップ型の職人とマネジメント能力の構築。
これがなければ、名プレーヤー、名監督にあらずとなってしまいます。

御社の人的資源,ステップアップ型の「職人」集団とマネジメント能力の構築をしっかりと意識していらっしゃいますか?

今回もお読みいただきありがとうございました。

  

『投資行為の難しさ』

おはようございます。

近年増加傾向でしたサブリースによる相続税節税と安定収入を目的としたアパートローンですが、
お客様でローンが払えず自宅を競売にかけられた方がいらっしゃいました。

もともと資産家の方ですので、破産こそありませんがアパートローンが払えない状況ですから
生活費確保もままなりませんし、ましてや固定資産税などの税金も賄うのが困難な状況でした。

さらに競売になったとはいえ、手元に現金がかなり残ったため税金も数百万円の納税となりました。
近隣にご子息も居住しており度々お金の無心に来ます。
愚痴と言いますか、恨み節ともいうようなお話を小一時間ほど拝聴いたしました。

ご本人も医療系の資格をお持ちの方ですので、働いていたときは収入も安定しておりましたが、
60歳を超えたあたりから体調を崩されて退職・人口透析を受けるようになり、生活費に困るように
なってしまいました。そこへ相続対策を兼ねた投資話ですからついつい乗ってしまったようです。

現在はこの方はご自身の土地を売却して、投資した自前のアパートに居住していらっしゃいますが、
もし先の土地をお持ちでなかったら目もあてられない状況になっていたかもしれません。
自己責任という声もあるかもしれませんが、資産家の方でも安易な投資は慎重にされた方が良いと思った事案でした。

今回もお読み頂きありがとうございました。

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銀行融資、営業推進部との連携

おはようございます。
 
会計事務所の中には、銀行や政策公庫と連携をしてクライアントの融資相談に応じている事務所があります。
 
会計事務所の連携とは様々で、融資の事案は金融機関に丸投げしてしまうところや、
事業計画まで詰めて相談するところもあります。
 
銀行の営業推進部との連携が融資を受ける会社にとっていかにメリットがあるかお話しします。
 
社長は融資が必要になると取引先の金融機関や、まだ取引していない金融機関に相談に行きますが、
相談窓口の担当者がそもそもどのようなキャリアの銀行員かわかりません。
銀行員も転勤が多く、いつの間にか担当者が転勤していることもあります。
 
突然相談にこられて、正直困る銀行員もいるくらいです。
 
そこで会計事務所が銀行の営業推進部と連携していれば、クライアントは会計担当者に融資の相談をすることで
スムーズに進むことが多いのです。
 
会計担当者は御社の経営状態や財務内容を時系列を通じて知っています。
決算書の説明はもとより、事業の経過を大枠では理解しています。
 
そのためにも、普段から社長が会計事務所や銀行と上手なお付き合いをしていることが重要です。
 
□ 財務を定期的にまとめて会計担当者に事業内容を報告しながら打ち合わせをしているか。
□ 財務の内容から、事業の実態を把握できているか。
□ 簡易でも事業計画書を作成して、進捗を確認しているか。
□ 決算終了後に、社長自ら決算書を持参しながら銀行を訪問して、業績の説明をしているか。
 
銀行借入のある会社は上記のことを忘れないでください。
 
経費節約のために、会計事務所には税金の計算と決算書の提出のみ、というようなお付き合いはお勧めできません。
多少の経費をかけても会計事務所とは、経営サポートとなるパートナー契約をお勧めします。
 
今回もお読みいただき、ありがとうございます。
 
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「CSR(企業の社会的責任)と持続可能な会社づくり」

「CSR(企業の社会的責任)と持続可能な会社づくり」(2019年10月13日付所長のブログより一部転載)

さて今回の話題ですが、自然環境を含めた様々な環境変化の中でも経営理念を軸にしたブレない経営を進めて行こうと、年度始めとなる10月の初めに、毎年、第一経営グループの所員全員を対象とした理念研修を行っています。今年は10月7日の月曜日に、CSRコンサルティング事務所である允治INCH社代表の泉貴嗣さんから「CSRを通してめざす会社づくりと実践事例」と題した1時間の報告を聞いた後、事務所別の分散会で意見交流を行いました。

第一経営グループは今年8月、さいたま市が独自に行っている認証制度である「さいたま市CSRチャレンジ企業」の申請を行いました。そして先月の中旬にはさいたま市から委託されている中小企業診断士等6名によるグループ企業3社(株式会社第一経営相談所・税理士法人第一経営・社労士法人第一経)それぞれの審査が終わったところです。午前中いっぱいを使い、私に対するヒヤリングだけでなく、それぞれ社員へのヒヤリングも行われ、申請内容に齟齬がないかどうかのチェックが行われました。

さいたま市としても、これはCSRチャレンジ企業を審査して落とすというものでなく、あくまでも現状を確認した上で、CSR(企業の社会的責任)の視点から見て更なるレベルアップした会社づくりを求めるというものだろうと思います。

私たちも事前にチェックリストで見たところ70~80%の到達と認識していましたが、10月中には審査結果が出るので、11月中旬の認証式へ出席を予定しておいて下さいということでしたから、100%でなければダメという訳ではなく、そうしたCSRに意識的な企業をさいたま市に増やしていこうという趣旨が伝わってきます。

今回報告していただいた泉さんは、さいたま市が発行する「CSRチェックリスト~中小企業のためのCSR読本」と、その続編となる「CSR経営推進マニュアル~CSRはSDGsの方法論~」の著者でもあります。自然環境の変化や国際紛争と難民・貧困問題、身近なところではブラック企業の問題や障害者雇用への対応、コンプライアンス等、企業経営をめぐる様々な経営課題と地域の課題がリンクしていることを再認識する必要を感じます。

顧客だけでなく社会からの期待にも応え、もちろん従業員、更には退職者を含めた満足度を高めることもCSRの重要な要素ということです。特に従業員に対する給料以外の報酬として、やりがいの感じられる仕事や楽しい職場づくりなど、報酬のバリエーションを増やすことが結果として、それぞれの利害関係者から支持され、未来に続く持続可能な企業づくりに繋がっているということを言われます。

幾つかの有名な企業で発覚した問題事例などを紹介しながら、また一方で比較的身近な中小企業が自社の商品やサービスの利用状況を観察する中から生まれた、ユニークなCSR活動の事例を聞くと、これまでの第一経営の基本的な方向性に確信を持つと同時に、あまり構えすぎないで、所員一人ひとりの発想を生かしたイメージを膨らませることの大切さを思います。

今回の申請にあたっては、さいたま市にある本部と大宮事務所だけのテーマとしてとらえるのではなく、あくまで第一経営グループ全体の会社づくりとして考えて行くため、他の市にある事務所を含めた各事務所からメンバーを選出してプロジェクトチームを作り、CSRの学習と申請準備を進めてきました。

しかし全社的にはCSRって何?、SDGsって何?というところからのスタートであり、泉さんの報告を聞いた後に行われた幾つかの分散会では「さて、これから自分たちは何をすれば良いのかよく分らない」という感想が出されていたようです。

まだまだCSRをボランティア的な行動に限定した理解もあると思われます。お客様や地域、そして個々の所員にとって魅力ある第一経営グループであり続けるためにも、自らが本業を通した企業価値を高める活動や新たな価値を創造する活動に問題意識を持ち、一人ひとりが臆することなく楽しんで発言して行ける風土づくりがまず大切なことを思いました。

今回もお読みいただき、ありがとうございました。

*今回は当社所長吉村浩平の所長のブログから転載し、ご紹介させていただきます。
元記事は、
https://ameblo.jp/daiichi-keiei/entry-12535381355.html
↑こちら。

  

「数字を上げてる業者が良い業者」

【サマリー】
・下請けの評価を、本社が判断するときの基準が「取引高(売上高)が多い」になっている。
・親会社から10億の売上を得ている業者と、1億の売上を得ている業者
・「なぜ10億できるのか」と問うてみる

本日もお邪魔いたします。

さて先日、あるお客様に伺ったとき、こんな言葉をお聞きしました。
「監督さんは仕事や結果を観て評価してくれるけど、監督さんの会社の本社は、当社の取引高(支払金額)をみてその業者の善し悪しの判断基準にしている。」

そのお客様は「だから取引高を上げなければならない。でも、それって結局は数字で判断していて、仕事の中身とか品質ではないと思う」と。

さて、「親会社から10億の売上を得ている業者と、1億の売上を得ている業者」の評価はその売上高(取引高)の多寡だけの問題でしょうか。

そこで、「なぜ10億できる会社は、10億できるのか」と問うてみることにします。

10億出来る会社と1億の会社では当然、「その会社の規模感」が違います。
働いている人も多いでしょう。
設備やハード的な資源もたくさんあるでしょう。
もしかすると、社長様や営業パーソンのネットワークなど「繋がり」も多いでしょう。
働いている人が多ければ、一人がこなす仕事も細分化され、納期も早いかもしれません。
さらに自社発注の外注(協力会社)を多く使っているかもしれません。

ただ、各々気になることがあります。
働いている人が多ければ、当然「多くの人々をまとめる」という内部管理の仕事が増加します。
設備やハード的な資源が多ければ、そのメンテナンスやそれを動かすコストもかかります。それらを管理しなければなりません。
人的・情報、それらのネットワークが多岐に渡れば、ともすればそれの維持が目的化してしまい、本来の自分の仕事ができない状況になってしまうリスクがあります。
納期が早くても、多くの人が関われば、それだけリスクも増えますし、管理する工数も増加します。
社内ではない社外の協力会社は、意思決定はその会社が持っています。「仕事が被ってて、御社の仕事、今、受けられません」と言われるリスクがあります。

親会社の評価は「10億」で評価しているのではなく、「10億出来るシクミを持っている」ことを評価しているのではないでしょうか。

結果、売上高数千万の会社は、数千万を回すシクミになっている。
しかし、売上高数十億の会社は、数十億を回せるシクミを持っている。

誤解していただきたくないのは、それが「偉い」とか「ダメ」と言っているわけではありません。
それから、その会社が「いい会社」かどうかは、別の話です。
また、その取引先の本社担当者がそこまで「観て」判断しているか、当然疑問もあります。
単に、売上が多いところから仕事を割り振って、「大丈夫だろう」と安心しているだけかもしれません。
取扱商品のそもそもの金額が高価な場合もあるでしょう(それでも、高額商品をきちんと扱うことはそれはそれで大変なシクミです)。

しかし私は、同業他社で「会社の規模感は同じなのに売上(取引高)が大きい会社」がある場合は、「どうやっているんだろう」と問いかけてみることを皆さんに期待しています。

例えば、自社と「同規模なのに売上高が大きい会社」、「自社よりも規模感が小さいけれど、同程度の売上を確保している会社」、こういうところと何かの機会に交流が持てる場合は是非!
親会社の会合などに出られた時はチャンスです。
同業他社がたくさん来ているはずですから。

今回もお読みいただき、ありがとうございました。