メールマガジンバックナンバー

会計事務所を使いこなして組織運営・企業経営を上手に続ける方法

2020年11月18日(水)vol.264
発行:株式会社 第一経営相談所 担当:弥永 巧児

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【本日のレポートはここからです】

「お金をかけずにマーケティングを行う」

【サマリー】
・通勤時間の有効活用のすすめ。
・定点観測をしてみる。
・変化を感じる。
・お金をかけずにマーケティングを行う。

本日もお邪魔いたします。

私は通勤手段として電車を利用しています。
最近はコロナ禍の影響で、できるだけ始業時間よりも相当早めの電車で、三密にならない(さらに座って移動可能)時間帯に利用しています。

主には、隙間時間の勉強時間として利用していますが、毎日ほぼ同じ車両、同じ席に座ることが可能な場合にはそうなるようにしています。

隙間時間の勉強時間も通勤時間の有効活用ではありますが、もう一つ同じ車両、同じ席に座ることに理由があります。

それは、電車の壁面広告の観察です。

想像ですが、広告代理店は広告スペースを期間で販売していると予想しています。

そうすると、同じ会社がほぼ年間を通じて自社の広告を掲載しています。

例えば、不動産販売業の広告である地域に売り出されている(結構大規模な建売もしくは注文住宅販売です)広告のキャッチコピーに注目して、時系列でその変化を観察しています。

一時は、都心へのアクセス時間がキャッチコピーでしたが、ある時期をさかいに「TELEWORK in 地名」、「全40区画の新街区DEBUT」に変わりました。

この「TELEWORK in (地名)」に注目です。

これは消費者の価値基準、判断基準が「都心までのアクセス時間」から「テレワーク」にシフトした結果と見ることができます。

人間は残念ながら1秒とも未来を、確実に予測することは不可能です。
これは、物理学の「時間の矢の理論」と言われるものでもあります。
「空間は多方向に進むが、時間は一方向にしか進まない」ために予測不可能といえます。
しかし、一方で過去に起こった変化は認識することができます。

そして、組織は顧客のニーズに応えることで収益を上げることができますが、その顧客のニーズを把握する方法として、先の定点観測による広告のキャッチコピーを利用するのです。
観るだけですから、お金はかかりません。
(それ以上に、広告代理店がきっと莫大な予算を投下して調べてくれた結果ですから、多少のタイミングのずれはあったとしても、中小企業の強みであるフットワークとニッチを攻めるには充分です)

読者の皆さんはお車で通勤することが多いかもしれません。
けれど、冒頭の隙間時間の学習で顔を伏せているのをちょっと上げてみるのと同様に、信号停車中にいつもの風景と違う変化を定点観測することで、お金をかけずにマーケティングの結果を発見することができるかもしれません。
人間は意外と記憶できないものです。
「あれ?ココ空き地になってる、何があったっけ」ということはありませんか?

意識して観察することで見えてくるものがあります。
一つこだわって観ることで、観えていなかったもの、ビジネスのチャンスがコストを最小限にして、最大の効果が期待できるかもしれません。

やってみることをお勧めします。

本日もお読みいただきありがとうございました。

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