スタッフブログ

「事業で不動産購入を検討する際の論点」

おはようございます。
 先日とあるお客様から”現在賃貸で借りている会社の事務所の近くに似たような物件

が売りに出ておりそれを購入した方が、経費節約にもなるし取引金融機関の担当者も

融資に関して積極的なのでどう思いますか?”とのはなしがありました。
 一見確かに購入した方が会社の財産にもなるし良いのではといいがちなのですが、

小一時間くらい客観的な視点でメリット・デメリットを述べてみて話し合いました。

まずメリットとして、
①購入後は家賃を払わずに借入を完済すれば、会社の財産になるのでは?
②現在毎月払っている家賃以下の借入返済月額であれば、資金繰りも改善するのでは?
③将来資金繰りに困ったときに売却して資金化も可能。
④金融機関から借り入れする際の担保として有効活用が期待できる。

一方デメリットは
①立地条件により将来不動産価値の下落が起きて財産としての価値も目減りする可能

性がある。
②中古物件の場合、築年数等により多額のリフォーム費用が発生することもある。
③不動産購入の場合の借入は一般的に長期になることが多く、会社の財務を長期に

わたって安定させることは大変。
④不動産購入は、一般的にはその場に長期間とどまり事業活動することを意味します

ので、そのリスクもある。

こういった内容を率直に話し合った結果、このお客様は購入を一旦保留しました。
 その是非はともかく一度客観的に見てみることも大事であると考えさせられた事案

でした。

今回もお読み頂きありがとうございます。

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