メールマガジンバックナンバー

【会計事務所を使いこなして銀行取引を上手に続ける方法】

2018年5月9日(水)Vol.137

発行:株式会社 第一経営相談所 担当:出口 佳孝

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このような会社はすぐにご相談ください。

・毎年赤字で資産を取り崩したり,資金繰りのことで頭がいっぱい
・銀行借入金残高が年商の半分以上ある
・決算の内容から銀行借入の返済が不可能
・銀行の態度が悪くなった,融資を断られた,「経営改善計画書」を求められた
   ・・・などなど

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【本日のレポートはここからです。】


「経営改善を意識することとは?」

おはようございます。

先日、お客様との会話の中で、「社長、今のままでは近いうちに再度資金
ショートをおこしますよ。」と伝えたところ、ピンと来ていない様子でした。
続けて「昨年暮れに借入が出来て一時的に資金繰りは楽になりましたが、
運転資金が現在の預金残高では足りないはずです。」という問うたところ、
「実は今月も結構厳しいんだ。」とのこと。

どうしてそうなったのでしょうか?
それは、暮れの借入後も含めてその後の見通しを含めた資金繰りをキチン
と考えていなかったからです。

この会社は設立3期目ですが、前回のメルマガで紹介した「資金繰り」を
現金ベースで把握していませんでした。
損益分岐点は以前お伝えしていましたので、目標月商は設定しています。
クリアする月もあれば未達の月もあります。

問題は未達の月がいずれ資金繰りに悪影響を及ぼす可能性がある時期
を何となくしか把握していないことでした。
同席されていた奥様は、「売上が足りなくて今月末の支払いが厳しいんで
す」とのこと。
しかし支払いが厳しくても社員に対する給料や買掛金・諸経費は遅れず
に払わなければ、信用問題にかかわります。
借入返済もキチンとおこわなければなりません。

そこで、「社長のお給料から会社にいくら貸せますか?」と問うたとこ
ろ,社長夫妻は無言でした
さらに「資金ショートをおこせば、会社を守れなくなる。会社を守れな
ければ社長をはじめ社員の生活も守れなくなるということですよ。」と話
したところ、ようやく頷かれました。

「損益改善も必要ですが、まずは資金ショートをおこさないことです。
目標をもって自分たちのお給料から定額を会社に貸し付けて手持ち資金を
増やすことです。
その上で売上目標に近づけるように単価交渉などが行なえれば良いですね。
そうすればさらに仕事を選ぶことが出来るようになります。今のままでは資
金繰りのために低単価の仕事も受けざるを得ないため、利益の確保しにくい
状況ですよね。」と話すと社長も奥様も大きくうなづいていらっしゃいまし
た。

一見簡単なやりとりのようですが、基本的かつ重要なことです。
それは資金繰りが回らないとどうしても目先のお金に走ってしまいがちで
す。
しかし今後は運転資金の借入を行なった直後などは特に目先の支払いだ
けでなく、きちんとした資金繰りや損益の改善も同時に検討されることを
お勧め致します。

今回もお読み頂きありがとうございます。

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