【会計事務所を使いこなして銀行取引を上手に続ける方法】
2018年3月14日(水)Vol.129[税理士法人第一経1]
発行:株式会社 第一経営相談所 担当:出口 佳孝
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・毎年赤字で資産を取り崩したり,資金繰りのことで頭がいっぱい
・銀行借入金残高が年商の半分以上ある
・決算の内容から銀行借入の返済が不可能
・銀行の態度が悪くなった,融資を断られた,「経営改善計画書」を求められた
・・・などなど
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【本日のレポートはここからです。】
「銀行交渉に同行して」
皆様こんにちは。
先日お客様の取引銀行交渉に同行した際についてお話したいと思います。
今回同行させて頂きましたお客様は近年無事に事業承継をされ、業績も順調ですが、
以前業績が厳しかった際に借入を行なった影響が月々の返済額及び金利などに依然
として残っており、現在は取引金融機関が当社に対してどう思っているのかが交渉を
通してわかれば良いし、返済月額や金利負担が減少出来れば尚良いとの趣旨の相談がありました。
社長自体は非常に手堅い(慎重な)経営をされる方で、先代からの借金も何とか
減らしたいと常々お話しされておりました。 特に役員報酬は一定額得るの
ですが、それ以上に利益を出そうとする姿勢には何かの狙いがあるのではないか?
と思っておりました。
ある日「社員の雇用とか生活は守ってあげたいけれど、会社を守れなければそれも
出来ない」と言われたことで、「ああ、なるほどそのような考えを常に念頭に置かれ
ているんですね」というやりとりがあり、私どもも何らかのお手伝いをしたいとは
思っていたところでしたので社長から依頼を受けたときは正直良かったなと思い
ました。
簡単ではありますが、経営改善の下資料を作成し取引のある2行(メガバンク・地銀)
と取引のない地銀それぞれにまわったところ、それぞれで反応が違いました。
まずは、取引の一番多い地銀からですが、ここ最近は担当者が頻繁に変わるため
資料も含め現担当者はお客様の状況をあまり把握されていない様子でしたが、
会話の中で熱心にメモをとっている姿勢はかなり危機感をもって対応している
様子がわかりました。
次に、最近はあまり取引のない地銀に訪問したところ、待ってましたとばかり
プロパー融資の具体案をもって積極的に勧めてくるではありませんか。社長も
かなり好感をもったようでした。
最後は準メインのメガバンクですが、ここは定期的にお客様に訪問してくれる
年配の担当者ですので、社長も一番気にかけている金融機関でもありました。
会話の中で全てプロパー融資ではなく保証協会付き融資などの窓口は若干でも残された方がとのアドバイスもあり、社長も今回はまだ完全にキャッシュフロー
のバランスが取れていないことや債務償還年数が5年程度ある現状を踏まえ保証
協会付き融資を一部残すことに決めましたが、お客様の本社のある自治体で
制度融資で信用保証料の補助や金利減免補助などの中小企業向け支援政策が
あり、そちらを積極的に活用しようということになりました。
結果として今回は、財務キャッシュフローの軽減及び金利や信用保証料の
削減を図ることが出来ましたが、やはり借り手である我々から動かないと
相手の反応もわからないですし、状況を変えていくことは出来ないと社長も
感じたようで良かったです。
日々皆様も忙しいことと思いますが、定期的にこのような金融機関回りなどを
されることをお勧めします。 相手も私たちは数あるお客様の一社でしかあり
ませんので、自社の現状報告や取引金融機関との関係を少しでも良くすることは
必要なことだと思います。
今回もお読み頂きありがとうございます。
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